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旅の思い出(1)

090116 011


二十代前半。とまとがまだ、若くてピチピチ(死語)していた頃の話です。
一人で旅行に行きました。長崎の、ハウステンボス(今でもあるのかな?)へ。
一人で行くところではないのは、分かっています。一人で行く予定じゃなかったんです。でも、直前になって相手にキャンセルされ、取り止めるのもしゃくだったので、一人で行ったんです。
一人旅で何が困るって、(女の一人旅は困ることが多々ありますが)自分の写真を撮れないのが、一番困ります。しかし、当時のとまとは度胸がありました。カップルや修学旅行生がカメラを構えている所へ行き、「シャッター押しましょうか?」と声を掛けました。すると、断る人はなく、しかもその後には必ず、相手も同じことをしてくれます。
こうして、一人旅にもかかわらず、フィルム2本分の記念写真を得ることができました。
現像は、地元に帰ってからでもよかったのですが、できれば、帰りの電車の中で写真を見たいと思ったので、駅前のカメラ屋さんに行き、現像してもらいました。
待つこと1時間。お会計を済ませると、帰りの電車に間に合うかどうか、ギリギリの時間になっていました。急いで駅へ向い、何とか電車に間に合って、ビールを飲みながら、とまとは出来たばかりの写真を取り出しました。
いろんな人に撮影してもらったので、中にはブレて写りの悪いものや、希望通りのアングルでないものなどもありましたが、それもまた、思い出の一つです。中に一枚、とても写りのいいのがありました。風車の前にチューリップが咲き、その前に立っているとまとは、本人以上に美人(当社比)に見えます。
「これはいいな。帰ったら、写真たてに入れよう。」
と、思いました。一通り見終わって、写真を袋に戻そうとした時、ネガの後ろに、なにかが入っているのに気づきました。
「次回の割引券かな?」
リピータになる確率が限りなくゼロに近い旅行者が、割引券を貰ってもなぁ…と、苦笑いしながら取り出すと、それは、さっき自分でもいいなと思った写真でした。それを、ひとまわり大きなサイズに引き伸ばしたものが、入っていたのです。
「うれしい!」
思わず、叫んでしまいました。写真を渡してくれる時、お店の人は、そんなこと一言も言いませんでした。もう二度と来ることのないかもしれない旅行者に、こんなことしたって、お店の利益にはならないでしょう。でも、旅のいい思い出になればと、親切でしてくれたのだと思います。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。遠ざかる長崎の街に向かって、とまとは心の中で、何度も何度もお礼をいいました。
今でも、長崎は大好きな街のひとつです。

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No title

いい話ですな。
引き伸ばし料金、きっちり取られてたりして(笑)

トマトさんが、そんな数々のいい話に巡り合える雰囲気を持ってるのかも知れません。一人旅ならではの感慨も一入でしたね。

はじめまして!

ひとり旅っていいですよね。出会いや旅先での食べ物や風景。いい思い出がいっぱい。私も昨年タイにひとりで行ってきましたY(^^;;
長崎は、いいですよね。ここ数年行ってないので、また行きたいです(^^)


No title

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No title

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