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まとめ買い

091213 159



ブロッコリーさんの晩酌時の飲み物が、変わったことは先に述べました。

ある日。
とまとがいつもの酒屋さんに、発泡酒を買いに行くと、お目当ての銘柄が売り切れていました。
「ま、そんな日もあるか」
とまとは、以前購入していたビールをもとめて帰りました。

翌週。
またもや酒屋さんに行きましたが、お目当ての発泡酒がありません。
「人気なん、かなぁ」
健康を気遣う人は多いはず。
プリン体が少なくて、ビールに近いしっかりした味のする発泡酒なら、売り切れてしまうのも、仕方がないと思いました。

更に翌週。
またもや、とまとの求める発泡酒は、ショーケースの中にありませんでした。
「あの発泡酒、売り切れですか?」
思い切って、酒屋のお母さんに聞いてみました。
すると、
「うちもね、あの発泡酒を仕入れるかどうか、とまとさんに聞こうと思ってたところやねん」
と、おっしゃいました。
「あれ、他の発泡酒より、10円高いでしょ」
「はい」
「だから、あんまり売れへんねん」
近所には大型のスーパーがあり、その向いには、中堅のスーパーがあり、自転車で5分も行けば、大きなお酒のディスカウントショップもあります。
そのどこで買っても、ビールの価格は、個人商店である行きつけの酒屋さんより、約10円安いです。
ただでさえ、他店より10円高い店で、他の発泡酒よりも更に10円高い発泡酒。
言われてみれば、買う人は少ないかもしれないですね。
「以前、痛風を気にして、あの発泡酒を飲んではったお客さんがいてはったん。でも、やっぱり味が気に入らん言うて、途中でチューハイに変更しはったんよ。それっきり、ずっと売れずに残っててね」
その残った発泡酒を、このところ、せっせととまとが買っていたようです。
「問屋さんから仕入れるのに、一本単位では注文できひんし、また、同じことになっても…ねぇ。いろんな品揃えが出来たらええんやけど、うちも商売やから、売れそうにない商品は、よう注文せえへんねん」
このご時世。
個人経営の酒屋さんとしては、過去に、購入していた人が、途中で他に乗り換えた実績のある商品を、仕入れるか否か悩んでいらっしゃったようでした。

「問屋さんからは、どのくらいの単位でないと、仕入れられへんのですか?」
とまと聞いてみました。
「1ケース単位なんよ」
と、お母さん。
「ほんなら、うちで、1ケースまるごと買わせて貰います」
とまとは、即答しました。
「え、ええの?」
「はい。飲むのを切り替えた、理由が理由ですから、そう簡単に、また他のにしようとは、言い出さへんと思います。万が一そうなったとしても、残った分は、私が責任を持って、卒乳後に飲みます!」
今でこそ、妊娠中なので飲まずに過ごしていますが、アルコール飲料を残さないことにかけては、とまとには自信があります(笑
蒸発 ・身に「覚え」のない話 ・怪奇現象  参照)
逆に、残さない自信がありすぎるからこそ、ビールもお酒も、その日に飲む量、もしくは、その週に飲む分しか、購入しないようにしているのです。
それに、まとめて購入すれば購入価格が安くなるような気がしますが、仮に、一本につき20円安くなったとしても、家にビールがあるからと言って、一日2本飲んでいたのが3本に増えたら、結局、高くつくことになりますもんね。
だから、体と財布のことを考えて、纏め買いはしないことにしていたのでした。

とまとが纏め買いをしないのには、もう一つの理由がありました。
それは…
「ほんなら、配達させて貰いますわ」
と、お母さんが言って下さいました。
「配達、ですか……」
とまとは、返事をしぶりました。
「家にケースごと置いてたら、邪魔になる?」
と、お母さん。
「いえ、置き場所は、台所を片づければ、なんとかなると思います」
「家の場所、知られるのキライ?」
「そんなことはないんです。ただ……」
「ただ?」
「配達して貰ったら、お店に来て、こんな風にお母さんと、おしゃべりができへんなるなあ、と思って。」
とまとが纏め買いをしないもう一つの理由。
それは、お母さんの存在でした。

とまとに、ジャムの作り方を教えてくれたのは、酒屋のお母さんです。
ポン酢の作り方や、めんつゆの作り方や、ぬか床の作り方を教えてくれたのも、お母さんです。
ブロッコリーさんの職場でワイングラスが全滅した時、救ってくれたのもお母さんでした。
らもちゃんを宿した直後、病院を紹介してくれたのも、お母さんです。
つい先日は、ブログで親しくしている方から桜の花を頂き、生花など飾ったことのなかったとまとが、どうしたらいいか分からず、オロオロと相談しに行ったのもお母さん所でした。
とまとは決して、モノだけを買いに、酒屋さんに通っているのではありません。
今では、発泡酒の購入よりも、お母さんとおしゃべり出来るのを楽しみに、酒屋さんに通っているのです。
いろいろな事を教えて頂くのも嬉しいですが、日々、「暑いですね」「寒いですね」「花が咲きましたね」と、他愛のない会話を交わす。
それが、とまとの何よりの、楽しみなのです♪
だけど、ケースで購入し、配達して貰ったら、その楽しみがなくなってしまいます。
それが、とまとにとっては寂しいことでした。

「ほんなら、店で冷やして置いておくから、今まで通り、その日の分だけ、買いに来て」
ついに、お母さんがそう言ってくれました。
「ええん、ですか?」
「うん、構へんよ。この先も続けて飲むかどうかが分からん商品は、よう仕入れへんけど、これまで通り買ってくれはるんやったら、店に並べさせて貰うわ」
たった1人の客の為に、商品を仕入れてくれる。
この暖かさが、個人商店の素晴らしさだと、とまとは思います。
こうして、更にお母さんのことが好きになった、とまとでした♪

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No title

いいですねぇ~そんなお店って。
温かくていいなぁ~。
今時本当にそんなお店無くなって大きなお店ばかりで、ちっとも交流ってのが無いし・・・。
地域性もかなりあるかもですが、大阪付近に行った時驚きましたもん。
あまりに気さくに話しかけてくれるから(^-^)
たのしかったぁ~って覚えてます^^

No title

とまとさんこんにちは☆

まだこういうお店があることは嬉しいですね~
私の町では酒屋さんが一軒も残ってません。
井戸端会議のできるとまとさんが羨ましく思えます。
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