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もし・・・

091213 120



もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

長いですがこれ、本のタイトルです。
ダイヤモンド社と言う、名前も内容も硬そうな出版社から発売されています。

きっかけは、ブロッコリーさんでした。
会社で、課題図書に指定されたらしい。
「この本、買っといて」
と言われました。
いつもなら、本屋さんに足を運ぶのを嫌がらない人なのに、珍しいなと思ったら、
「こんな、表紙に可愛い絵が描いてある本、僕みたいなおっちゃんが、レジによう持って行かん。」
との事でした(笑
確かに、男性が購入するには、抵抗があるデザインかもしれません。




著者は、とまとと同世代の男性です。
「ダウンタウンのごっつええ感じ」などのテレビ番組制作や、「AKB48」のプロデュースに携わった方だそうです。

物語の主人公である高校野球部女子マネージャーの名前は、「みなみちゃん。」
とまとは、あだち充氏の漫画「タッチ」を思い出しました。
実際には、全然関係なかったんですけどね(^^;
(AKB48のメンバーが、モデルだそうです)

本のジャンルは、「小説」です。
ダイヤモンド社から出ていて、ドラッカーの「マネジメント」について書かれている物なので、てっきり「ビジネス書」だと思ってしまったのですが、ちゃんと、ストーリーがあります。
しかも、泣かされてしまいました(T_T)

ひょんな事から、高校野球部のマネージャーになってしまったみなみちゃんは、マネージャーの役割について知りたくて、世界で一番売れた本「マネジメント」を手にします。
経営学の父と言われた人が書いた本を、非営利団体の高校野球部女子マネージャーが読む。
一見、とても、ありそうにない話なのですが、読んでいるうちにだんだん、弱小野球部が、小さな会社に見えて来るから不思議です。
そして、女子マネージャーのみなみちゃんは、ベンチャー企業の経営者に。
個性的な部員達1人1人が、やる気のない社員に見えていきます。

自らの事業とは何か(中略)。答えることが難しい問題である。分かりきった答えが正しいことは、ほとんどない。
企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。
したがって「顧客は誰か」との問いこそ、個々の企業の使命を定義するうえで、もっとも重要な問いである。


そこで、みなみちゃんは考えます。
高校野球部の、事業(定義)とは何か。
高校野球部にとって、「顧客」とは誰か。
そして、それらが見つかった時、定義に適う目標、「甲子園に行く」が設定されます。

さらに、「マネジメント」にはこう書かれています。

真のマーケティングは「顧客」からスタートする。(中略)「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。

この言葉を、みなみちゃんは自分なりに理解して実行し、そして野球部は少しずつ変わっていきます。
すると翌春、入部希望者が殺到します。
そこで、みなみちゃんはまたもや、「マネジメント」の本から学ぶのです。

市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である。
独占的な供給者のいる事業は、力のある競争相手がいる場合より劣ることが多い。

(余談ですがこの部分を読んで、100年も前に書かれた本なのに、まるでつい最近、大量のリコールを出した会社のことを言っているみたいだ、と、とまとは感じました。)

そうしてみなみちゃんは、野球部の部員が多くなることは、レギュラーになれない部員が多くなること、つまり、野球を楽しめない部員が増えることだと気付きます。
また、野球部だけが大きくなって、他の部活が部員不足になるとゆう問題が発生することにも気付きます。
そこで、入部希望者の1人1人と真摯に話しあって、規模の問題解決に取り組みます。

とまあこんな風にして、やる気のなかった弱小野球部が、活気のある野球部に変わり、強くなって行くとゆうストーリーなんです。
青春物語として読んでも面白いし、ドラッカーの「マネジメント」を、高校の野球部を例にして、分かりやすく解説してくれているビジネス書として読んでも楽しいです。

とまとは、この本を読んだあと、こう考えるようになりました。
家庭も、一つの小さな組織です。
では、野球部の部員を家族、女子マネージャーを主婦に置き換えたら?

ドラッカー氏は言います。
マネジメントには、3つの役割があると。
①自らの組織に特有の使命を果たす
②仕事を通じて働く人達を生かす
③社会の問題の解決に貢献する


①は、その家のしきたりや習慣、生活の知恵などを、子孫に伝えて行くこと、と考えると、おふくろの味を子供に伝える事も、組織特有の使命と言えます。
②は、育児そのものです。家の手伝いを通じて、子供の良い所を見つけ、伸ばすこと。
③は、例えば使わない部屋の電気を消す事は、財布にやさしいでたけでなく地球温暖化防止につながるし、公園の清掃やお祭りの準備など、地域の行事に参加することも「社会問題の解決に貢献」していると言えます。

と言うことは、家事も育児も日々の家計のやりくりやご近所付き合いも、主婦が毎日している事は、すべて立派なマネジメントなのではないでしょうか。
主婦って、マネジャー(支配人・経営者・管理人・監督)だったんだ!
とまとはとても、新鮮な気持ちになりました。

また、同時にこうも考えました。
ブログの、定義とは何か。
ブログの、顧客は誰なのか?

本書の中で、とまとが一番心を掴まれた言葉をご紹介します。
マーケティングだけでは、企業の成功はない(中略)。したがって、企業の第二の機能は、イノベーションすなわち新しい満足を生みだすことである。(中略)企業そのものは、より大きくなる必要はないが、常によりよくならなければならない。
企業を家庭やブログ、成功を幸せと読み変えたら、何か、見えてくるような気がしませんか?

「マネジメント」は、経営者やビジネスマンだけの為に書かれた本だと思っていましたが、この本は、これから子供を出産しようとしている主婦のとまとにとっても、そして、ブロガーのとまとにとっても、読んで良かったと思える一冊でした。
様々な組織の中で、管理に携わっている人はもちろん、学校や家庭・地域の中での人間関係に悩んでいる人も、読めば自分の立ち位置が明確になるかもしれません。
ただ、男性が、店頭で購入するにはちょっと勇気のいる表紙なので、興味のある方はぜひ、当ブログから、Amazon経由で、ご購入ください(笑




難しいかもしれないけれど、いつかドラッカー氏の「マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]」を、ちゃんと読んでみたいと思ったとまとでした♪


追伸
まつうら農園のピオーネ親父さん♪ & 「3」ワンコのくいなさん
とまとのエコたわしを、素敵にご紹介下さり、ありがとうございますヽ(^o^)丿


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直行!

本屋に直行します。

オッチャンですけど・・・買います!

気になってました!

この本、すっごく興味持ってました。
イラストは萌え~系ですが(笑)

ドラッカーの本って、僕にとってはあまりに難しすぎて、快眠の友になれる存在なのですが、勉強したいと思っていたときにこの本の存在を知りました。
今はちょっと時間が取れない状況なので、少し落ち着いたら読んでいようと思っています。

マネジメントは、今の僕にとって、非常に重要なキーワードだと思っていますので☆

ぱちぱち☆

とまとさん!スゴイです!
このような考え方がすんなり出来るのも、とまとさんが日頃から沢山の顧客をもって、バイヤーとして勉強され楽しんでおられるからなのでしょうね♪ 尊敬です!
また1つ勉強させていただきました。
感謝のぽち♪

お久しぶりです!!

お久しぶりです!!
以前もお邪魔させて頂いた「スポーツ関西人ヨネキチ」です。

今回の日記・・・と
ても素敵です!!
素直に「おぉっ!!なるほど!!」って思う言葉がイッパイで、勉強になりました。

とまとさんがお勧めの本、買ってきます!!
ありがとうございました!!!

No title

AKBのメンバーをイメージしたままだったとは・・・しらないまま読んでました。
物語としてはいまいちでしたがドラッカーの入門書としてはとても良いものだと感じました。

No title

ご紹介下さり ありがとうございました。

表紙だけ見たら 読む気にならなかったでしょうが
とまとさんなりの 説明を 見たら
読んでみたくなりました。

読みました!

初めてコメントさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

さっそく読みました!
わたくし、アラフィフ男ですが、何の抵抗もなく本屋で購入しました(笑)
勉強になりました。この著者のような読まれ方をしたら、天国にいるドラッカーもとても喜んでくれるのではないでしょうか?
それに、正直のところ、何度も泣かされました。

素敵な本を紹介いただいて、本当にありがとうございました。

No title

自分の立ち位置が明確にできるかもしれない本ですか・・・。

すごく面白そうですね。

明日はちょうど仕事が休みなので、本屋に探しに行ってきま~す。

うにたさんへ

コメントありがとうございます。
どちらかと言うと、男性読者を対象に書かれた本だと思うのですが…
どうして、こんなに可愛いイラストが表紙なのか、謎です(^^;
それとも、この表紙でも、抵抗なく買える男性、を対象にしているのかな?
卓球部にも、応用できると、信じております♪

まーかーさんへ

コメントありがとうございます。
ドラッカーなんて、とまとには敷居が高すぎて、
一生ご縁のない本だと思っていましたが、
これなら、とまとにも、1時間くらいで読めました。
いつか、ドラマか映画になるんじゃないかな…と思える内容です♪

ママやん☆さんへ

コメントありがとうございます。
長い間、接客業に従事してきたので、顧客を大切にしなきゃいけないって事は、頭にあったのですが…
高校野球のような非営利団体においても、顧客が存在する、とは考えませんでした。
そうしたら、主婦にも、ブログにも、顧客っているんじゃないか…って、視野が広がったんです。
視点を変えて、日常を見つめ直す、いい機会になりました♪

スポーツ関西人ヨネキチさんへ

コメントありがとうございます。
日記…?なのかな??
本人にも、この記事が何なのか、良く分かってないです(笑

野球にも、マネジメントにも縁のないとまとには、
まったく、興味のない本だったのですが…読んでみて、印象が変わりました。
みかけよりも、ページ数の少ない本なので、ぜひ、ご一読ください♪

綾舞さんへ

コメントありがとうございます。
URLの入力がないので、お礼にお伺いできず、残念です。
次回からは、「コメントを入れる前に・・・」をご一読の上、
コメントを投稿してください。

ピオーネ親父さんへ

コメントありがとうございます。
とまとも、表紙を見た瞬間、読む気が失せました(笑
だから、本を開くまで、ちょっと時間がかかってしまいました(^^;
でも今は、読んで良かったと思っています♪

こばべんさんへ

コメントありがとうございます。
何の抵抗もなく購入…ある意味スゴイ!!
この本を読んで泣ける人は、心のキレイな人だと思います。
素直な気持ちで読めば、いろんな意味で、感動できる本だと思います。
とまとも、何度も泣かされてしまいました。

次回からは、コメントを投稿する際に、URLを入れて下さるよう、お願い致しますm(__)m

かわち組さんへ

コメントありがとうございます。
マネジメントに、適材適所とゆう考え方がありますので、
誰に、どんな仕事を任せるか、についても、詳しく書かれているんです。
その部分を読むと、はたして自分は、マネジャーなのか、専門家なのか、通訳なのか…
自分のポジションについて、考える事ができました。
この記事、この本との出会いが、かわち組さんにとって、有益なものとなりますように♪
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